消化に必要

人の体の中で生きていく上で不可欠な栄養素の一つ、脂肪酸。
その中でもコレステロールは悪者扱いされています。

肥満の代名詞のようにいわれているコレステロールですが、
細胞膜を作る上で重要な役割を担っています。

肥満の原因である脂肪の消化に必要な「胆汁酸」、「性ホルモン」の
原料にもなっているのがコレステロールなのです。

コレステロール値が高くなってしまうとあらゆる病気の原因を作ってしまいますが、
逆にコレステロール値が低くなると血管が破れやすくなったり、
免疫力が低下したりいろいろな弊害が生じるのです。

では、体の中で重要な役割を持っているコレステロールはいったい、
体のどこにあるのかご存じでしょうか？

コレステロールはなんと、脳、神経系、筋肉などの器官に
多く蓄えられているのです。
それぞれにその部分にちゃんと見合う量のコレステルールが、
それぞれの役割を果たすように適量に分布しています。

ちなみに体の中のコレステロールの配分で一番多いのは、
脳・神経系なんですって。